2008.04.07

08年4月の株式スクリーニング

こういうのもちょっとずつ出していきましょうということで、日本株のスクリーニングリストです。

抜き方としては、ざっくり割安はまず出すとして、配当利回りのパターンも作ってみました。

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(鉄鋼)原料炭価格3倍に

これはいいかげん最終製品への添加が始まりそう。自動車の販売価格もあがるでしょうか。

 報道によると、65%の値上げが決まった鉄鉱石のほか、燃料費、非鉄金属などを加えた負担増は2兆5000億円程度になるという。

とはいえ、国際需要は強いとのことで
 2007年度の粗鋼生産は、過去最高を更新する可能性が高い。08年度についても「相当需要は強い状況が続く。07年度に近い数字は期待できる」との見通しを示した。

鉄鋼セクターへの影響は若干緩和されるかも。

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2008.04.04

日銀総裁についてセブン銀トップコメント

ちょろっと、おや、という話

セブン銀行(8410.Q: 株価, ニュース, レポート)の安斎隆社長(元日銀理事)は4日、ロイターとのインタビューで、日銀総裁への昇格案が浮上している白川方明副総裁について、柔軟ながら筋の通った理論派で総裁としての力量は十分にあると評価した。
幾つかポイントが挙げられます。

まずは、日銀総裁というホットトピックに対してセブン銀行という新参の人のコメントが一記事として掲載されているということ。いわゆるところのメディア基準では大手重鎮というところのコメントを載せるほうが金融界の意見という意味では普通の取り上げ方でしょう。

たまたまコメント取れたから載せちゃったという実に安直な構図もありそうですが、それを一旦忘れると、

・新参ひよひよのセブン銀行の位置づけをどう捉えるのか
・あるいは他から取れないのかスケープゴート的に使ったのか
・使われた方もたいしたしがらみもないし別にいいよ、的な気分なのか
・とか考えるといわゆる金融界(都銀+大手証券)とかはオフィシャルにはどう考えているのか

などなどが気になります。ま、最後の設題は確認するまでもないんですが。

という意味で、記事として存在する、という事実自体がいろいろと余計なことを考えてしまうう系の話でした。

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2008.03.03

円キャリーからドルキャリーへ

ここしばらく、ドルキャリーという言葉が周囲で動き始めてます。ドル円で見ても103円。ドルスイは歴史的水準である1.03。

国内だと実際やっている人は少なそうですが(円キャリーのポジション閉じてる人の方を良く見ます)、グローバルではというかヘッジファンド系統のところではちょいちょい実際の動きの気配を感じます。

いやまさか、ドルがキャリーでの売り原資になるとは思わなかった人が多かったことでしょう。通貨スワップやってる人は、やっぱりUSDJPYを入門的に一度は通ってる人が主流と考えられますし。

しかし、諸々の要因からドルは売りが加速しており、且つ金利水準も着々と落ちていることから、一部通貨ではスワップがフラットか逆になってしまってます。となると、動きの早いプレイヤーがさっくりとショートに入るのは必然。ショートポジションのインカムコストも少なくなってるので喜んでやるでしょう。

また、FRBはあと1段2段は下げの準備があると見越されてることから、もう少し進むと考えられます。この勢いだと90円台にも十分なリアリティが出てきました。

東京の225は200円下げて始まりました。先物は400円下げ。3月はためらいと調整の月になるでしょうか。

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2008.02.21

経産省、排出権取引を検討へ

まぁ、着手ってところなのでメモメモってくらいですね。経過をみて判断しましょう。

 経済産業省は、民間企業などに温暖化ガスの排出量上限を義務付けたうえで、排出権の売買で過不足を調整する欧州連合(EU)型の排出権取引の導入の検討に入る。京都議定書の期限が切れる2013年度以降の開始を視野に、削減目標の義務化に慎重な産業界などと調整に入る。制度導入に反対していた経産省が方針転換することで、国内でも排出権取引の導入機運が高まりそうだ。

サミット対策とか懐の狭い話じゃありませんように。

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2008.02.20

モノラインと正常債権への波及リスク

割と金融市場マニアに近づいてきているテーマ。モノラインそのものについてあまりマニアックに知る必要は無いところはあるが、
・資本市場の仕組みとして知っておいても、まぁ無駄ではない
・他市場への影響が出てきつつあること、ある意味キャスティングボートの位置にあるため、テーマとして重要
というところに。

モノラインについては、明らかにある決断と結果を受け入れなきゃいけない状況に来ている気配がしている。

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2008.02.19

鉄鉱石65%値上げと業界、消費への影響

国内の鉄鋼メーカー大手が、2008年原料鉄鉱石の65パーセント値上げ合意で固まりました。2005年の70%に続いての大幅増です。

背景としては、
 ・このところ続く需給懸念からの資源高
に加えて、
 ・鉱石大手で続くM&Aと寡占傾向
というのも上げられます。つまり、鉄鉱側の交渉力が高まってる訳であり、典型的なマイケルポーター的構図です。
 
さて、これが経済のどの辺にどのような影響を、というところですが、素直に考えて
 ・自動車、家電系での若干原料高とマージン圧迫
 ・最終価格への一部転嫁(消費需要減退?)
というところから、部品系などは業界再編の引き金になるのでは?との声が出てきています。

川上の素材系の再編の影響が一段川下の素材加工から部品に影響をするという話ですが、その場合影響を受けそうなのはどのあたりと言えるでしょうか?普段どれくらい個別業界を見てるかという蓄積と基礎体力の世界ですが、もう少し考えてみたいところです。

あと、言わずもがなですが、「鉄鉱石だけで終わるもの?」というごく自然な問いが。周辺素材でも同様な動きがあることから、両方を視野に入れて業界の動きについては読んでいくのが妥当と言えます。

しかし、コモデティについてはいよいよ逼迫感が。

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ついでに、REITの利回り

不動産の話をちょろっと書いたので、ついでに。

J-REIT銘柄一覧(利回り一覧)
キャピタル益も取れる商品ですが、今回は利回りを見てみましょうというところで。

ざっと見ると、7%8%とかいうのもいますね。これら、リスクがどの程度か分からないので、この数値だけ見て色めきたつことは無いですが、随分と見た目良くなっています。

個別を見てると随分と落ちてるのは落ちてますが、東証のREIT指数の直近を見てもやっぱり落ちてます。
 12月頭 2000程
 2月現在 1550前後
ざっと25パーセント。キャッシュフローが変わらなかったら、そりゃ利回り上がるのも当然です。

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2008.02.18

不動産市場のビックピクチャー

日本に限らず世界的にかは未確認ですが、概ね適用できるはず。

メカニズムは長くなるので割愛しまして、要すれば、
 ・資産バブルは今後も変わらず定期的に繰り返す
 ・これからは若干マイルドになり、景気循環という言葉に収まる
という岐路にもしかしたら立ってるのだろうかというところを考えてます。

後者の場合、これまで勝ちパターンといわれていたものについてネガティブフラグがつくかもしれません。実現可能性はさほど無いと踏んでいますが、経済モデルが仮に転換すると、投資運用方針の基本設計に影響するかも知れぬ、というところで軽く検証を行っています。

前者の場合、金余り現象が起きており、退避資産として不動産が扱われることから、一定程度の需要(実需ではなく投機需要)があるものと予想されます。この場合は、なんらかのサイクルでもって不動産価格は上下動を繰り返すことになります。よって、長めの運用期間を想定するのなら、ポートフォリオの一角に不動産を加えるのはありとなります。

ちなみに第三の道として、高値圏を長期間維持するという流れもありえますが、これは前者のバリエーションと言えます。不動産市場のサイクルは場合によっては、結構長かったりもするので、個人個人の投資スタンスと期間感覚からすると、「長期!」と思えるというのはあるのでしょう。

ちなみに、REITもうちょっと見直さない?という声があったりします。これは
 ・利回りが下がらない
 ・キャピタル狙いの投資ではない
という条件を投資家サイドが納得して受け入れるならありだと言えます。

実際、直近のREITの年平均配当利回りは5.1%(時価加重)と、過去の最高水準 (5.9%)ほどではないが、株式や債券でこれほどの高利回りを実現できる銘柄はなかなか見当たらない。また、投資口価格の割安度を判断する指標の一つであるPBR(株価純資産倍率)は、上場42銘柄中25銘柄が1倍を下回っており、投資口価格は概ね割安ゾーンにあるものと判断できる。

利回り資産欲しい人、結構いますし。

とはいえ、今が底ですか?という問いには運用資産の商品構成でも分かれてくるでしょうし、難しいところです。

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2007.11.04

日本もETF投資の時代へ

ものすごく久々に更新。テクノロジー周りはCNETもあるしtechviews.jpを作って、テクノロジー系のクリップは移行してしまったので、投資運用系の話などをこちらに持ってくるようにしましょう。とはいえ、他の話題も適時触れるとは思いますが。

では、タイトルの件をあらためて。

どうやら、着々と日本もETFの時代に入ろうとしてる様子です。これは最大限歓迎。

楽天証券が海外ETFを中心にラインナップを揃えつつあるのが動きとして目だっていましたが、マネックスも追随するとの話が入ってきました(via 梅屋敷)。商品セレクションには結構定評のあるマネックスなので、本気で動くのなら期待出来ます。トップ自らコミットを表明してるあたり、戦略としても軽い位置づけではないでしょう。

また、東証も商品コモデティ中心ではないかとの噂もありつつも、取引所主導で上場ETFの強化に入っています。

インデックスを中心としての指数運用が日本でもようやく本格的に幕開けすることになります。しかも海外モノも増えているので国際分散も十分に出来ます。

5年も経ったら、投資環境と常識はがらっと変わってしまってるかもですね。実に楽しみです。

どんな準備をしたらいいの?ってところには、ストレートにアセットアロケーションとポートフォリオマネジメントを学ぶところからでしょう。あと、可能であれば長期での金融市場のモデルを簡単で良いので理解しておくこと。まずはそんなところでしょうかね。

上乗せする補完戦略も幾つか提示できますが、まずはベースを作るところから。

この辺の投資環境の変化は割と進むようになってきてるところなので、適時フォローしていきたいと思います。

という訳で、復活エントリ。

参考:
東証の「ETFって何?」
Wikipedia「上場投資信託」

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