鉄鉱石65%値上げと業界、消費への影響
国内の鉄鋼メーカー大手が、2008年原料鉄鉱石の65パーセント値上げ合意で固まりました。2005年の70%に続いての大幅増です。
背景としては、
・このところ続く需給懸念からの資源高
に加えて、
・鉱石大手で続くM&Aと寡占傾向
というのも上げられます。つまり、鉄鉱側の交渉力が高まってる訳であり、典型的なマイケルポーター的構図です。
さて、これが経済のどの辺にどのような影響を、というところですが、素直に考えて
・自動車、家電系での若干原料高とマージン圧迫
・最終価格への一部転嫁(消費需要減退?)
というところから、部品系などは業界再編の引き金になるのでは?との声が出てきています。
川上の素材系の再編の影響が一段川下の素材加工から部品に影響をするという話ですが、その場合影響を受けそうなのはどのあたりと言えるでしょうか?普段どれくらい個別業界を見てるかという蓄積と基礎体力の世界ですが、もう少し考えてみたいところです。
あと、言わずもがなですが、「鉄鉱石だけで終わるもの?」というごく自然な問いが。周辺素材でも同様な動きがあることから、両方を視野に入れて業界の動きについては読んでいくのが妥当と言えます。
しかし、コモデティについてはいよいよ逼迫感が。
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