« 渡辺聡事務所にて提供中のサービス | Main | ISM指数下落、米国リセッション入りへ »

2008.01.20

イールドカーブ@北米

見てる人は見てる、知ってる人は知ってる話だと思いますが、カーブを見てると2パーセント前半まで落ちて然るべきところなんですよね。

対して足元のFFレートが現在4.25(ですよね?確か)。

という訳で、今月末のFPMCが0.5下げか0.75下げかというのは中期的にはたいした議論ではないんじゃない?という気もします。もしかしてゼロ金利?と言ってる人もいますが、さすがにそれはないかな~と思いつつもシナリオによっては1パーセントくらいまではありえるんじゃないかと思います。

で。

FFレートが下げた結果為替がどっちに行くかは一筋縄ではいかなくて、大きく見ても
 ・金利差の縮小による素直な下げ
 ・株式市場支援による信用水準上昇によるサポート
という両面があるので、「どっちが強い」という比較論になる訳です。更に大きくはもっと構造的な話がありますが、ややこしいのでパス。コモデティと国際経済の絡みまで考えるとややこしくてもう考え切れませぬ。ただ、投資するなら見ておかないと。

で、日本株をやってるひとも、特に大型銘柄は北米景気に連動したものが多いのと、外国人投資家はポートフォリオバランスで見るので、無関係ではないというのもポイントと言えます。FFレート水準の変動⇒北米景気動向の変化(⇒北米株式市場の水準変更)⇒日本企業の業績変化⇒日本市場の水準変化、という流れです。これまた細かい要素は他にたくさんありますが、全部は指摘出来ないので代表ラインと連動イメージの掴み方の典型例としてご紹介。

余談ですが、日本市場がNY市場に連動してる(ように見える)というのも、
 ・日本経済の主軸が北米市場の景気動向に左右される
 ・NY市場は当然ながら米国経済に左右される
というような仕組みがあったりします(これまた細かくはもうちょっとありますけど、ややこしくなるので割愛)。

2008年はおそらく、とーっても頭と神経を使わないとならない市場になること請け合いなので、無理せずに休む、確実性が非常に高いところしか手を出さないというのもひとつの方法だと思います。

|

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1269/17762590

Listed below are links to weblogs that reference イールドカーブ@北米:

Comments

Post a comment