お仕事:ビジネスケーススタディ作成支援(マーケティングコンテンツ作成)
最近関わった中で面白い形の仕事があったのでご紹介を。とあるシステム関係の会社のご要望でお手伝いしたものになります。
ネット系やシステム関係の仕事をされている方であれば肌身で感じとれているところかと思いますが、複雑な商品や大きなパッケージ、サービスを説明するのに、事例が大事にされます。
・似たような問題を抱えている会社は他に無いのか
・その会社はどうやって問題解決を行ったのか
・業界ベストプラクティスはあるのか
・プロダクトを購入したらどのようなビジネスインパクトがあるのか
・導入の前後でやっておいた方が良いことはあるのか、準備をしておくようなことはあるか
・関連業務に影響はないか
といったようなことを分かりやすく具体的に掴む、及び説明ではなく実績として知りたいというところから過去の案件事例を知りたいという風になります。
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とはいえ、事例を出すとなると、業界内の競合を含めて自社のノウハウ公開になってしまうため、あまり積極的には出てくるものではありません。且つ、踏み込んで紹介されたものとなると更に少なくなります。
そこで出てきたのが、仮想のケースを作って事例紹介としようというプランでした。仮想とはいえ、事例となる会社が携わっている事業内容と市場環境、組織の状態や抱えている問題と、サービスやツールを入れることでどのような問題が発生しどのように乗り越えて行くのかを本当の案件発生に近い感覚で企業モデルで作ってストーリーに落とし込んでいくという作業を経て組み上げていきました。
仕事の特徴としては、単なるライター仕事としてではなく、実際に現場経験を積んだ体制で対応していることです。私自身、基幹系のプロジェクトからネット系のサイトサービス設計までを一通り経験しています。また、必要に応じてエンジニアからマーケッター、コンサルタントまで協力して現実味のあるモデルを作りこんでいきます。よって、なんとなく雰囲気のみで書いたものではなく、ある意味では突っ込んで書ける分だけリアルに作りこんでの説明ケースが作れることとなります。
ベストセラーとなった「ザ・ゴール」やNHKで長らく放映されていたプロジェクトXを思い浮かべるとイメージとして近いでしょうか。
厳密な測定はしていないですが、営業担当の説明のネタにもなることから上々の反応となっています。
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追記:
質問があったので簡単に。
なぜ仮想事例かというところについて幾つか。メリット面の追加を。
1)守秘義務、セキュリティ的に問題が出ない
実際の事例の場合、当然お客さんとの確認のうえ公開することになりますが、どうしても様々な制約を受けてしまいますしリスクも潜在的には出てきます。実際の企業事例を引き離すことで、説明の深さを他では出来ないレベルで追求しつつも、この辺のリスクについては回避することが出来ます。
2)商売になるネックが説明ではなく、感情と共感になっている
事例が必要というのは、ひとつはイメージのしやすさもありますが、購買のトリガーとして、感情的に響くかどうかがポイントになっているところが挙げられます。
普通、営業担当の力量でこの要素をカバーしていることが過去のやり方でしたが、チャネルの効率化などが進められると同時に製品の複雑さが増す昨今、単純に任せていれば良いという状況でもなくなって来ています。よって、マーケティングの機能として少しでも引き受けを行うためのひとつのアプローチとなります。
とはいえ、仮想は仮想というところも残ってしまうので、詳しくは出せなくとも実績や実例と組み合わせて使っていくものと言えます。
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