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2004.04.07

FroogleからGmailまで:Googleはどこに向かっている??(2)

Part2では、John Battelle's Searchblogでも紹介されていたTopix.net WeblogのThe Secret Source of Google's Powerをネタにしようと思っていたのですが、丁度梅田さんに取り上げられていたのでやや違うところから。

昨日のエントリでまとめた新サービス一覧を見ているとまず分かるのが
 ・サーチの開発は相変わらず進めている
 ・ポータル化の気配が高まっている
 ・機能優位から、具体的なスティッキネスを意識した囲い込みを始めている
の三点。一つ目は自明なので割愛。

二つ目については、OrkutとGmail、Froogleが対応する。前二者は「検索したい、情報を探したい」というタイミング以外でのユーザー接点を生みつつあり、Froogleによって無色透明の情報探索から実際の購買行動に一歩踏み出している。決済を持つことは当面ないだろうが、ぼんやりとした情報へのニーズではなく、具体的な場面を想定しての使い方へと機能分化しつつあり、複雑な生活場面を徐々に対象領域として侵食している。

三つ目については、OrkutとGmailを中心にPersonalized Web Searchにより、ユーザーは離れられなくなるインセンティブが高まる。Personalized Web Searchは競合が類似機能を実装すると、比較して大きな優位性には繋がらなくなる可能性があるが、特に単純な登録情報ではなく、利用経験により検索結果の精度が高まっていくとすると、競合よりもいち早く顧客情報を蓄積していくことによりスイッチングコストが高まる。何度か指摘しているが、Orkutと上手くマージすれば強い。

こうして見てみると、(MSNを一旦脇に置いて)最強のライバルとなるYahooとの違いは、人の血の通った情報編集ノウハウと純粋なアルゴリズムの戦いだと見ることも出来る。例えば、シンプルな形にバランスよく落としこまれていて非常に便利なYahoo! Financeは情報デザインの知恵の結晶であり、今のところプログラムがどうこうの世界ではない。

おそらく、Googleは今のようなシンプルでソリッドな形を当面の間維持していくことだろう。OrkutをMyPageとして使うなどのオプションも持っているが、積極的には行かないのでは。

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